0217 People In The Box@京都MOJO

0217
People In The Box
「Family Record」リリースツアー
@京都MOJO




わたしのツアー2箇所目。
ハタノートの運び屋だったので、朝メール便で受け取りました。
この日はもちしゃん、みくちゃん、ほとにゃんと遊んできました。

からふねやでごはん&ぱっふぇ!

みくしゃんとは3回目くらい、もちしゃんとは初対面!
もうわたしにとっては可愛い妹です(マテ
夕方にほとにゃん合流、プリクラなんぞをとってみたり。



開場30分前にMOJO到着。

想えばおととしのGhost Appleツアーで来たきりですね。
京都でPeopleを見るのが一年近くぶりだもの。

開場まちでエナさんにお会いできました^^
お誕生日おめでとうございます…!!
プレゼント献上できてよかったです◎




今日はソールドということだったけど、わりと余裕があったように思います。
5分ほどおして開演。噂の、録音の朗読。
千葉でみたときは普通に喋っていたので、ある意味あれは貴重だったなあと。
でも、バックに音を混ぜてあって、より臨場感がある仕上がりになってました。

『わたしたちは、とても楽観的である。』

そしてあのSEのあと、メンバー登場。



セトリ

東京
アメリ
ベルリン
レテビーチ

新市街
火曜日/空室
ストックホルム

マルタ
どこでもないところ
リマ

犬猫芝居
月曜日/無菌室

天使の胃袋
完璧な庭

旧市街
JFK空港

EN.
新曲(笛吹き男)
She Hates December
スルツェイ



MC

いきなりギャンギャン音を書き鳴らし始める3人。
そして、あの「東京」のベースのイントロが始まったとき、
“あ、今日は違う”って直感的に思ったのです。
千葉でみたときよりも洗練されて、3人の音がより太く、一つになったように思ったのです。

そこからアルバム通り、ぽんぽんと進んで。
今日気づいたことは、ベルリン後半の「傘をさす 傘をさす 傘をさす」の後で、
拍子が変わってみんなが一斉に縦ノリになること。笑
今日は、千葉で観たのと同じバンドか?って思うくらいに進化してました。
良く延びる声。突き刺さるようにしなる弦。張り裂けるハイハットの音。
東京、ベルリンのコーラスもすごくしっくり、安定感がでてきたように思います。
レテビーチの「わあわあわあわあわーーーあ」が心地よすぎて死にたくなります。いつも。



MC①

波「イェーイ!!」
客「(爆笑)」
波「…(レスポンスを待つ格好で)イェーイ!!」
客「イェーイ!!」
波「らしくないでしょ?…だから言ってみた」
波「今日は…楽しんで帰ってください」

このMCしながらダイゴマンが波多野さんに向けてGJ!みたいなサインを送ってた
きっとダイゴマンに「波多野ちゃんもイェーイとか言ってみなよー」
って言われたんじゃないかと邪推。笑
言ったあとに超照れ隠ししちゃってる波多野さん。。。



そこから新市街。
なんだかものすごい意外すぎて拍子抜けしてしまったり。
「ばん!」では誰も拳銃やらなかったのですがね。
火曜日/空室の終盤では、これで終わりかってくらい昇天してしまってた三人。
そこからストックホルムへのつなぎがかっこよすぎました。やられた。ダダン、ダーン!



福「京都お久しぶりです…イェーイ!」
客「イェーイ!」
(波多野さんがギターをフアーと鳴らし始める)
福「…今日は…楽しんでください…」

波多野さんばか!!
せっかく福井さんが貴重なMCしてるのにギター鳴らしたら話しづらいじゃないか笑
って思ったり笑


そのフアーンとしたギターの音からあのイントロ、マルタ。
本当に綺麗で、このMOJOが世界のすべてみたいな、そんな魔力があるんですよね。マルタ。
そこからどこでもないところ、リマとファミレコの曲でふらふら。



「久しぶりの曲をやります」でやってくれたのは、まさかの犬猫芝居。
おもえばわたしがPeopleに出会ったきっかけはこの曲なんですね。
それから本当にいろいろあった中で、いつもそばにあったのはPeopleでした。
そんなことを考えてたら本当に目がしらが熱くなって、そこからの月曜日は…もう反則。
あのアカペラが好きすぎるんです。目を閉じて味わって。



そこからダイゴマンのMC。
物販紹介と、大阪のチケット売ってますって宣言。
大「このTシャツねーいくらかわかんないですけどー」
大「こちらはクリアファイルですねえ…買ったひと?すくな!!」
大「大阪BIGCATにゃーー!」
大「こっから近いですよね!大阪、チケット持ってるひとー?すくな!!」
大「京都の皆さんには申し訳ないですが…全力でぶっ殺しにいきます!」


くるな…と思ってたらやっぱり天使の胃袋。
庭、旧市街、とたたみかけてくる展開に息もできなくなってしまって。
珍しく庭では歌詞を飛ばしてたのに驚き。旧市街はもう一歩…!!笑


そこからJFK空港。
あの曲の初めって長調ですごく明るいというか、なのに絶望的な気分になります。
楽しい旅が終わってしまう、いやだ、明日にならないでってすがりたくなるような。
みんなが月曜日を消失させたがるように。いやだ、来ないでって。

語りの途中でとぎれるのはフレーズを一通り弾いて、ループするようににしてるんじゃないかと。
後半は両手でマイクをもって訴えかけるように言葉をつむぐ波多野さん。
これ、なぜか選挙の街頭演説を思い出してしまった。
「でも、どうかあきらめないで。」「僕たちはまだ、この世界に生まれてはいない。」
完全に怪しい宗教政党ですが、これ、信者めっちゃつきそうだなあとか笑

朗読のあとの詩のないメロディーをつなぐ声が、完全にそっちの世界にいってしまっていて。
うっとり、ほんとうにうっとり。



アンコールではコイズミ楽器で手作りのカリンバを買った話。

波「コイズミ楽器知ってる人?…まあ、ぼちぼち…」
大「すくな!って言わないんだ」
波「だってだいちゃん、少なくなくても少なって言うじゃん」


一曲つくったので演奏します、というスペシャルなおまけつき!
鍵盤のない、のイントロのような明るくて不吉なメロディー鳴らしながら、
ダイゴマンのドラムにだんだんついてけなくて、爆笑しながら弾く波多野さん。
…かわいすぎる。笑
まるでおもちゃを初めて手にしてわくわくした目で眺めてる赤ちゃんのようで。

ダイゴマンからは、「僕、刃物が好きなんですよ」というMCから、
日本刀のお店に行った話。30万の日本刀をすすめられ、京都の職人パネエ!だそうな。
そんな京都の職人にささげる新曲。(千葉と同じ。)
そこからまさかの…She Hates Decemberへ。
まさか、まさかが多くてもうおなかいっぱいです。
最後にはスルツェイでしめ。おつかれさまでした。



長いダブルアンコールがあったけども、スタッフさんから終わりのアナウンス。がっくし。

ドリンクをもらって、どきどきしながら近くのグループにハタノートかきませんか?
といったら「知ってる!」と言ってもらえて、すごくうれしかったです。
いろんな人に、書いてもらえました。うれしい。
京都、みんなのりがよくて涙が出そうになりました。ふふ。
4ページくらいは書いてもらえたんじゃないかと!

最後に自分も書いてまいっち師匠に託しました。またね。



千葉が終わってから全然きいてなかったんですよね。
初日だから、って思ってもやっぱり納得いかなくって。
千葉しか行かないひともいるんだから、そこはプロとしておとしまえつけろよって。
何より、ずっと生きる理由くらいになってたピープルを、自分が嫌いになったら、
真面目にわたし、大丈夫だろうか?て思ったりして。
でもそんな不安もぜんぶぜんぶ、ぶっ飛ばされました。
ありがとうって。全力で。言いたい。


今日お会いできたかた、ノートかいてくださったかた、本当にありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。